2017.09.12 情報
こんにちは!
パーソナルトレーニング REN 三軒茶屋です。
病気の予防の為に運動をしている方も多いと思いますが、運動をすることによって起こる「運動性貧血」というものがあります。
貧血とは、血中の赤血球の数やヘモグロビン濃度が下がってしまう状態をいい、女性は月経の影響も受けるため、貧血になる人は男性の3倍多いと言われています。
原因として多いのは、鉄分不足による鉄欠乏貧血です。
次に多いのは、足底を激しく打ち付けることで赤血球を壊してしまう溶結性貧血です。
マラソンやバレーボール、バスケットボールの選手に多いと言われています。
激しい運動での大量の汗は、体内の鉄分も汗と一緒に排出してしまいます。また、運動時は血液の流れを良くし、血液を全身に届かせようとする為、一時的に血漿を増やし血液を薄くします。
その為、血中の赤血球の数やヘモグロビン濃度が下がり、「運動性貧血」引き起こしやすくなるのです。
さらに、運動をしている人は筋肉量も多くあります。
筋肉中にも鉄が含まれている為、筋肉が大きくなればその分、鉄も必要となります。
また、運動時は筋肉をたくさん動かし汗をかく為、鉄の消費も増えます。一般的には食事から必要な鉄分を摂取できますが、運動する機会が多い方や筋肉量の多い方、月経前後の女性などは鉄が不足しやすく、その状態で運動をするとさらに血中の濃度が下がり、運動性貧血になりやすくなってしまいます。
定期的に激しい運動をする方は鉄分が不足しないよう、日々、食事やサプリメントなどで摂取するようにしましょう!
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