2018.06.05 トレーニング
こんにちは!
パーソナルトレーニングジム REN 三軒茶屋です。
体育の授業や部活動、スポーツなどで身体を動かす際、よく「運動神経が良い」「運動神経が悪い」ということがありますが、なぜ運動神経に「良い」「悪い」があるのでしょうか。
運動神経の「良い」「悪い」には神経伝達が大きく関わっています。
人の身体には中枢神経と末梢神経という神経があり、中枢神経は自律神経を司っています。一方、末梢神経は脳に信号をおくる「感覚神経」と脳からの信号を受け取る「運動神経」に分けられ、脳から発せられた指令は運動神経を通って身体の各部に伝えられます。
神経伝達がスムーズに行われると、脳からの指令を瞬時に受け取ることができ、身体を指令通りに動かすことが出来るのです。この伝達速度が速ければ動き出しも速くなるため俊敏な動きが可能になります。
つまり、「運動神経が良い」と言われる人は、脳からの指令を身体に伝える神経が多く、伝達スピードが速い人ということになります。
この運動神経を発達させるためには、その神経回路を頻繁に使うことが重要です。
一方、使われる頻度が少ないと衰えていってしまいます。久しぶりにスポーツなどすると、以前のように体が動かなくなってしまっているのは、体力の衰えに加え、神経が衰えているからでもあります。
使われない神経はどんどん衰えていってしまう為、老化へとつながっていきます。
日常生活ではもちろん、スポーツやトレーニングで日頃から身体を動かし様々な神経を刺激することで神経伝達回路を発達させ、身体をコントロールしやすくしていくことが大切です。
筋力トレーニングでは、多くの筋肉を刺激していきます。
刺激された筋肉は発達し、その筋肉を動かす神経も発達するため、筋力トレーニングは身体のコントロールしやすく老化を防ぐためにとても有効です。
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