2014.07.06 栄養
こんにちは!
パーソナルトレーニングジム REN 三軒茶屋です。
暑くなり、冷えたお酒が美味しい季節になりましたね!
皆さんは、ビールやワインなどのお酒はお好きですか?
お酒はストレス発散や気分転換になりますが、飲み過ぎには 注意したいところ。
そこで、知っておきたい! 減量中のお酒との付き合い方について、2回にわたってお話します!
今回は、なぜお酒が太ると言われているのか、その理由をお伝えします。
一般的にお酒が太ると言われる理由は、
○お酒により胃液の分泌が増え、食欲促進⇒食べる量がふえてしまう。
○飲みすぎにより、思考能力低下・自身を制御できなくなり、その勢いで更に飲み過ぎ・食べ過ぎてしまう。
○夜に飲むことが多い為、カロリーが消費されず、体脂肪として蓄積される。
…などが挙げられます。
このほかにも、お酒が太ると言われる理由がありますが、 それには肝臓の働きが関わっています。
肝臓は、主に
①代謝(体に必要なエネルギーや栄養素を作る)
②貯蔵(栄養不足や運動時などのエネルギーが必要な時に備えて、 一時的にエネルギー源を肝臓に貯蔵)
③分解・解毒(アルコール・薬物などの分解・解毒処理)
などの機能を持ち、体にとって大切な役割を担っています。
本題に入りますが、
お酒を飲むと、肝臓ではアルコールを異物と捉え、 真っ先に分解・解毒を行います。 本来ならば、肝臓では、アルコールの分解・解毒のほかに、 お酒に含まれる糖質や、一緒に食事した分の糖質・脂質などのカロリーを、 体に必要な栄養素に作り変えたり、肝臓に一時的に貯蔵するなどの 仕事も行わなければなりません。
しかし、アルコールの分解・解毒のために肝臓をフル稼働させ、 更にその作業に時間もかかってしまうために、 肝臓での他の機能が疎かになってしまいやすく、 結果的には、そこで処理できずに余ったカロリーが 体脂肪として蓄積されやすいのです。
また、余分なカロリーを摂るまいと、お食事を摂らずにお酒を飲む方も いらっしゃるかもしれませんが、その行為、NGです!
空腹のままお酒を飲むと、短時間で酔いが回り、悪酔いしやすいためです。 さらに、空腹と飲酒が重なると、 肝臓ではアルコールの分解・解毒に懸命になっているため、 肝臓からエネルギー源(ブドウ糖)を作り出す機能が後回しになり、 低血糖状態を招くこともあるのです。
※低血糖とは、血液中に含まれるブドウ糖の量が 一定値よりも低くなることをいいます。
ブドウ糖は脳や体を動かすために必要な重要なエネルギー源です。 低血糖になると、冷や汗、手指の震え、思考能力や集中力の低下などが起き、 とても危険な状態になると意識消失やけいれんが起きることもあります。
こうならないためにも、お食事、もしくはおつまみと一緒に お酒を飲むことをおすすめします!
今回はお酒によって太る理由についてお話しましたが、
「おつまみを食べると、より太るんじゃないの?」
「お酒はダイエット中は絶対飲んじゃダメなの?」
…こんな風に思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
次回は、そんな疑問を解決できるように、
『減量中もお酒を楽しめる、太りにくいお酒の飲み方・選び方と、 おつまみの選び方』についてお話します。
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