2020.05.09 トレーニング
こんにちは!
パーソナルトレーニングジム REN 三軒茶屋です。
前回、加齢によって基礎代謝が減少し、人間は徐々に太りやすくなることをお話しました。
では、なぜ基礎代謝は加齢によって減っていくのでしょうか?
基礎代謝が減少する理由には、加齢による人間のカラダの様々な機能が低下していくことに関係があります。
例えば、加齢により、心臓が1分間に送り出せる血液量、肺活量、脳から筋肉へ指令を送る神経伝達速度の低下などが生じ、これらは基礎代謝量の減少に影響します。
さらには、筋肉量の減少も基礎代謝量の減少に大きく関わっています。
加齢とともに徐々に筋肉量が減り、何もしなければ、たとえ体重自体が変わらなくても、実は、筋肉と脂肪が入れ替わっている場合があります。
基礎代謝のうち、約6割が体温を維持するための熱を産生していますが、そのおおくの熱(エネルギー)を作り出しているのは、筋肉です!
よって、筋肉量が減ると、運動などで消費するエネルギー量が減少するのは想像できると思います。
筋肉量で勝る男性は、一般的には女性より基礎代謝量が大きいですが、
同性の場合でも、たとえ体重や身長が同じでも、体脂肪率が高く筋肉量が少ない人は、筋肉量が多い人に比べると基礎代謝量が小さくなる傾向があります。
見た目的にも、当然、筋肉量が多い方が、引き締まって見えます。
しかし、基礎代謝量は筋肉量でコントロール可能です。
加齢を止めることは出来ませんが、自分の筋肉をしっかり使って運動することで、加齢のスピードは遅らせることは出来ます。
基礎代謝量をアップさせたいなら、筋力トレーニングを行ない、筋肉量を増やすのが近道!
筋肉量を増やして、現状よりも基礎代謝量が大きくなれば、エネルギー消費量も増えるので、肥満の原因となる余分な脂肪の蓄積を抑えることにもつながりますね!
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