2020.05.10 トレーニング
こんにちは!
パーソナルトレーニングジム REN 三軒茶屋です。
筋力トレーニングしている方は、日頃から、筋肉痛を経験したことがあると思いますが、
筋肉痛には、下記の2種類があります。
現発性筋肉痛:運動中に痛みが出て、運動を止めると痛みがなくなる筋肉痛。
遅発性筋肉痛(Delayed Onset Muscle Soreness DOMS):運動後数時間から1~2日後に痛み出す筋肉痛。
一般に筋肉痛と呼ばれているのは、後者の遅発性筋肉痛のことです。
筋繊維に微細な傷ができて炎症を起こし、痛みとなって現れるといわれていますが、
現状では未だにはっきりしたことは分かっていません。
また、運動を習慣化している人は、筋肉痛の発現が少ない場合があります。
筋肉痛の痛みは、24~48時間後がピークとなり、運動の強度や個人差がありますが、2~3日程度続くこともあります。
遅発性筋肉痛は、筋肉が短縮しながら力を発揮する「短縮性収縮(コンセントリック収縮)」よりも、筋が引き伸ばされながら力を発揮する「伸張性収縮(エキセントリック収縮)」の方が起こりやすいといわれています。
伸縮性収縮の方が筋へのダメージが大きく、筋繊維とともに筋外膜などの結合組織も傷つき、炎症を起こし、筋肉痛を起こします。
普段から運動をしている人は、筋の損傷が起こりにくいので筋肉痛が治まりやすいといわれます。運動を行なう間隔はあまり開け過ぎず(筋肉痛が治まった段階で再びトレーニング)、定期的に取り組む方が筋肉痛の予防になります。
トレーニング前にストレッチで筋温を高め、軽い負荷をかけておくと、痛みの軽減につながります。筋肉痛がある間は、休養をとることをおすすめします。(部位を分けてトレーニングするのも有効です)
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