2021.10.06 トレーニング
パーソナルトレーニングジムRENです。
肩凝り・腰痛などの凝り・痛みを改善したい方必見!
少し専門的な話となりますが、人間のカラダの原理原則を知ることが重要です。
ここでは、関節の可動性と安定性≪Joint by Joint Theory(ジョイントバイジョイントセオリー)≫についてお話します。
≪関節にはそれぞれ役割がある≫
人には多くの関節が存在します。
その関節にはそれぞれ決まった役割があり、大きく分けて2種類になります。
・スタビリティ関節(安定性)⇒安定させること
・モビリティ関節(可動性)⇒可動させること
この2種類の役割が交互に連なって私たちはスムーズに活動が出来るようになっています。
例)股関節⇒可動性の関節 膝関節⇒安定性の関節 足関節⇒可動性の関節
この様に可動性の関節と安定性の関節が交互に付いていることを、
“Joint by Joint Theory(ジョイントバイジョイントセオリー)”といいます。
しかし、このルールを破ることで関節、筋肉、靭帯などに慢性的なストレスが加わってしまい、痛みを生じるようになります。
≪凝り・痛みの原因≫
例:腰痛の場合
腰椎骨盤帯は、安定性が重要な関節です。
腰痛がある方の場合は、腰椎骨盤帯の安定性の機能が低下している可能性があります。
腰椎は可動域が狭い関節なのですが、安定性の機能が低下し不安定になると、グラグラと過度に動いてしまいます。
そこで無理矢理腰椎が動かされてしまう状態となると腰痛を引き起こします。
または、胸椎・股関節の可動性の機能が低下していることでも、腰椎へ負担が掛かり腰痛になる可能性があります。
≪凝り・痛みの改善について≫
凝り・痛みを解消するには、まずは自分の身体を正しく理解することが大切です。
そして、トレーニングによりスタビリティ関節(安定性)には安定性の再取得、モビリティ関節(可動性)には可動性の再取得が出来るよう促すことで痛み・凝りを改善することが可能です。
また、スタビリティ(安定性)やモビリティ(可動性)が正しく機能しているかを専門家に評価してもらうことも重要です。
身体の原理原則に基づいて評価・エクササイズを行うことで、カラダの不調や痛み改善の効果が得られます。
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