2021.10.17 ブログ
パーソナルトレーニングジムRENです。
ご飯、パン、麵類などが大好きで、ついつい食べ過ぎてしまう…
毎日スイーツを食べる癖がついている…
ダイエットしたいけど、甘い物がどうしてもやめられない!!
こんな風に、いわゆる『糖質』を控えめにしなきゃと思うものの、なかなか抑えられないのは
あなたの根性が足りないのではなく、マグネシウムやビタミンB1などの栄養素不足の可能性があります。
≪糖質をエネルギ―に変えるためには、マグネシウムやビタミンB1が関係している!?≫
ご飯などの主成分は炭水化物(糖質)です。
ご飯茶碗一杯あたりの糖質は60g程度含まれています。
その他、パン・麺類など小麦から作られる食品や甘いお砂糖が使用されるスイーツも『糖質』たっぷりの食べ物ですね。
糖質を摂ると、体内で吸収しやすいようにブドウ糖まで分解され、その後エネルギーとして使われる為に代謝されます。
この代謝の過程で、糖質が上手くカラダを動かす燃料(エネルギー)へと変わる為には、マグネシウムやビタミンB1が必要不可欠となります。
つまり、糖質の摂取量が増えればマグネシウムやビタミンB1の消費量も増えます。
体内のマグネシウムやビタミンB1が不足傾向にあると、イライラして食べたくなったり、疲れやすくなって糖分を欲したりします。
その為、マグネシウムやビタミンB1はしっかりと補う必要があります。
≪現代人はビタミン・ミネラル不足≫
食の欧米化(魚よりも肉を食べる、脂質の多いジャンクフードなど)や、様々な食べ物に溢れ、好きな時に好きなだけ好きなものを食べることができる現代は、
カロリーは摂れても、カラダの調子を整えてくれるビタミン・ミネラルの摂取は不足傾向にあります。
昔は、主食として玄米や大麦、雑穀を食べていました。玄米や大麦、雑穀にはマグネシウムをはじめとしたミネラルやビタミンB1が豊富に含まれています。
しかし、現在ではビタミンやミネラルが取り除かれた精製米が主流です。また、本来は塩もマグネシウムが豊富な食品でしたが、現在は精製された塩が多く出回り、摂取できるマグネシウムの量もぐんと落ちました。
鉄や亜鉛などの必須ミネラル(体内で合成されず、食品から補わないといけないミネラル)は29種類程ありますが、
その中のひとつ、マグネシウムも多くの人が不足傾向にあるミネラルです。
マグネシウムは
・骨や歯の形成・柔軟性・弾力性を高めて骨折しにくくさせる
・神経の興奮を抑えたり、カルシウムの作用をコントロールして筋肉の収縮・弛緩を調整する
・血圧を適度に調整する働き
・抗動脈硬化作用 などがあります。
また、マグネシウムは350種類以上といわれている酵素の活性にも関与しています。
なかでも、ビタミンB1とともに、エネルギー代謝時に働く補酵素としてマグネシウムは大きく関わります。
私たちは、糖質からブドウ糖へと変えてエネルギーにさせることで生命活動を維持しています。
ATP(アデノシン三リン酸)という高エネルギー物質(いわゆるカラダを動かす燃料のようなもの)が産生され、このATPを利用して細胞を働かせます。
ブドウ糖からATPが産生されるときに、エネルギーを上手に代謝するための「酵素」というものが必要になりますが、マグネシウムはエネルギー代謝酵素を活性化するために重要なミネラルなんです。
また、ビタミンB1も同様に、使われる代謝経路は異なりますが、エネルギー代謝酵素を活性化させる補酵素として重要なビタミンです。
話がやや難しくなりましたが、糖質をエネルギーに変えてうまく燃焼させるための体内システムにおいて、マグネシウムやビタミンB1が足りないとシステムがうまく機能せず、カラダが疲れやすくなったり、糖質の代謝が低下し太りやすくなったりする可能性があるということです。
≪マグネシウム・ビタミンB1を補おう≫
マグネシウムやビタミンB1が不足すると、甘い物への欲求が増えることもわかっています。
糖質を摂っても太りにくいカラダへ変えるために必要な栄養素を補いましょう!
◎オススメなマグネシウムの摂取方法
●食べ物(海藻類、豆類、アーモンドなどのナッツ、魚、玄米、きのこ等)
●入浴剤にエプソムソルト
●お味噌汁ににがりを入れる
●お風呂上りにマグネシウムオイルでマッサージ
マグネシウムは口腔摂取だけではなく“経皮摂取”という皮膚からも摂取出来る栄養素です。
また、マグネシウムは体内の余分の水分を排出を促し、浮腫み改善に繋がります。
脚がスッキリし細くなりお肌のハリも良くなるので化粧塗りも良くなります。
◎オススメなビタミンB1の摂取方法
●食べ物(玄米、胚芽米、豚肉(ヒレやロースがお勧め)、全粒粉、大豆、うなぎ、納豆、ごま等)
マグネシウムやビタミンB1は飲酒やストレスが増えることでも消費されていきます。
ストレスが溜まって、ついつい甘い物やアルコールに手が出てしまいがちですが、気持ちのままにたくさん摂ってしまうと、
健康や美容、ダイエットにとっては逆効果の結果を招いてしまいます。
心当たりのある方は、一度ご自身の食生活を見直してみませんか?
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