2021.12.21 栄養
今回は、MCTオイルについてお話をしていきます。
実は、MCTオイルは疲れやすい人にオススメなオイルでオススメな理由の解説や特徴をご説明させて頂きます。また、どの様に摂取した方がいいのか、どの程度の量を摂取するといいのか、MCTオイルを摂る際の注意事項などついても解説致します。
MCTオイルとは、Medium Chain Triglyceride(中鎖脂肪酸)の頭文字を取ったもので、中鎖脂肪酸100%の油のことです。
中鎖脂肪酸の油というと、ココナッツオイルも知られいますがココナッツオイルから更にMCT(中鎖脂肪酸)だけを抽出したものがMCTオイルです。なので、MCTオイルとココナッツオイルは同じものではありません。
MCTオイルは、短時間でエネルギーになるという特徴を持っています。
私たちが日常的に摂取する油の魚、肉、オリーブオイルなどは長鎖脂肪酸が多くエネルギーになるまで時間が掛かります。MCTオイルの中鎖脂肪酸は、長鎖脂肪酸と代謝経路が異なり、素早く肝臓でエネルギーに代えられ脂肪として蓄積しにくい為ダイエットに効果的です。
長鎖脂肪酸は胆汁酸により乳化された後、膵リパーゼにより分解されます。
このため、消化吸収するために様々な行程と多くの消化酵素が必要です。一方、中鎖脂肪酸は胆汁酸や膵リパーゼは必要がありません。このように中鎖脂肪酸は吸収されやすくすぐにエネルギーになりやすい特徴から胃腸機能が弱い人やエネルギー不足を感じ疲労を感じる人に最適です。
MCTオイルは抗菌作用を持っています。この抗菌作用の働きによって腸内細菌のなかの悪玉菌を減らしてくれます。
MCTオイルは母乳の中にも存在し免疫力が低い赤ちゃんの腸内環境を守る役割もあり大人の私たちもMCTオイルを摂取することで腸内環境にいい影響を与え、腸管機能を助けてくれるMCTオイルは腸内環境も整えてくれます。
疲れやすい人は低血糖状態ということが多いです。
MCTオイルはグリコーゲンの貯蔵を改善し、低血糖を予防します。また、糖新生に必要な酵素の働きを助けることで低血糖症状を改善してくれます。
甘い物やお菓子などを辞めれない方はMCTオイルがオススメです。
MCTオイルは、そのままサラダやスープにかけたり、プロテインドリンクに混ぜて摂取するのがオススメです。色は透明で味や匂いもないので食事の美味しさはそのままで摂ることが出来ます。
・先ずは、少量から
・空腹時は避ける
MCTオイルの摂取は、少量からはじめて空腹時は避けましょう。
最初から大量に摂取いてしまうと下痢や胸焼けなど体調不良に繋がるので気を付けましょう。小さじ1杯を朝昼晩から使用するといいでしょう。
また、下記の方は摂取をオススメ出来ません。
・普段から下痢気味
・糖尿病でインスリン投与している方
・重度な肝機能障害を持っている方
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