2016.10.01 栄養
こんにちは。
パーソナルトレーニングジム REN 三軒茶屋です。
ダイエットやシェイプアップのために頑張ってトレーニングしているときは、余計な体脂肪を少しでも燃焼したいと思うもの。
ところで、脂肪は体の中でどのように燃焼されてエネルギーとして使われるのでしょうか。
そこで!まず脂肪の燃焼サイクルを簡単にご説明!
体脂肪がエネルギーとなるまでの流れとしては、①体脂肪の分解→②運搬→③エネルギー生産の3つのステップがあります。
例えば、激しい運動や絶食などで、体を動かすためのエネルギー源であるブドウ糖が不足すると、体脂肪を分解・燃焼して、新たにエネルギーを作り出します。
貯えている体脂肪は、遊離脂肪酸とグリセロールという形へ①分解され、血液中に流れます。その後、グリセロールは糖新生という働きによってブドウ糖へと変換され、エネルギーとして使われます。
一方、遊離脂肪酸は、血液中を流れて、細胞内のミトコンドリアへと②運搬されてゆき、ミトコンドリアが遊離脂肪酸を使ってエネルギーを作り出します。(③エネルギー生産)
このような流れで体脂肪は分解・燃焼され、エネルギーとして消費してゆきます。
さてここからは、各過程で体脂肪燃焼効果をより効果的にすることが期待できる3つのサプリメントを3度に分けてご紹介します!
今回は、体脂肪分解に役立つサプリメントです。
共役リノール酸は体内の組織に栄養を届ける役割を持っている栄養素。その他にも脂肪をエネルギーに変える働き、血流をよくして全身の代謝をアップさせる働きなどを持ちます。
共役リノール酸は体内では生成されず、食べ物から摂る必要がありますが、乳製品や牛肉などの食品に含まれています。
【CLA(共益リノール酸)の効能】
・体脂肪をためない。
共役リノール酸は、脂質を溜め込む酵素の働きを抑制するという役割があります。
つまり、余分な脂肪が脂肪細胞にとり込まれるのを抑える働きを持ちます。
毛細血管の血管内皮細胞表面には、リポタンパク質リパーゼという酵素が存在しており、この酵素は細胞外で中性脂肪を分解した後、細胞内に遊離脂肪酸を取り込ませ、脂肪を蓄積する役割を持ちます。(リポタンパク質リパーゼは脂肪細胞の中性脂肪貯蔵を促進させる)
よって、共役リノール酸が、この酵素の働きを抑えることで、体に脂肪をためにくくする効果が期待されます。
・たまった体脂肪を効率よく分解・燃焼。
共役リノール酸は、脂肪を分解・燃焼してエネルギーに変えるホルモン感受性リパーゼという酵素を助ける働きを持っています。ホルモン感受性リパーゼは脂肪細胞の中に存在し、中性脂肪を分解する物質です。ホルモン感受性リパーゼの働きを促進することによって、脂肪をエネルギーとして消費できるよう効率的に脂肪の燃焼を行なっていくことができます。血中の脂肪酸濃度を薄めて、肥満の予防や血中コレステロールの抑制を行なう働きがあります。
・筋肉に栄養を届ける
共役リノール酸は筋肉に栄養を届ける効果を持っています。
この効果は筋肉そのものを再生・成長させるだけでなく、基礎代謝をアップさせるという効果も同時に現れるため、ダイエットに良い影響を与えます。
ダイエットにおいて、筋肉量をアップさせることは重要です。
筋肉量がアップすると基礎代謝もアップし、太りにくく痩せやすい体に変わります。
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