2021.10.18 トレーニング
パーソナルトレーニングジムRENです。
トレーニング中にスクワットの様な動作をした際に、しゃがみにくさを感じた事はありませんか?
その原因として、よく足首が硬いからと思っている人が多いと感じますが、
実は足首の硬さだけが原因ではないのです。
実際に、足首の可動域チェックを行うと足首に問題がない事が多いです。
本当の原因は“反り腰”であることが考えられます。
ここで、とても簡単なチェック方法を2つご紹介します。
1つ目は、両手で重い物を持ったまましゃがむ事が出来れば足首の問題はありません。
2つ目は、足首可動域チェックといって、代表的なものに“タンデムテスト”というものがあります。
足を前後に開き前足の踵に後ろ足のつま先を当てて足を一直線に揃えます。
後ろ足の踵が浮かない様に、後ろ膝を曲げられる範囲で曲げていきます。
この時に膝が前足の内くるぶしを超えられれば、足首の可動域には問題はないでしょう。
もしも、この2つのチェックでエラーが起きている方は、足首に問題が有る可能性があります。
上記のチェック方法をクリア出来た方で、スクワット動作時に上手くしゃがめないのには、2つの原因が推測出来ます。
1つ目は、重心移動がうまく出来ていないこと。
通常、一番下までしゃがむ際に徐々につま先に重心が移動します。
しゃがめない方は、つま先重心に移動出来ない為、つま先浮きそうになり脛前の筋肉がしんどく感じる人が多いと思います。
重心移動が出来なくなる理由は、反り腰が原因です。
反り腰になると重心は後ろになり、転倒しないように足首の底屈位が長く続くことで背屈が苦手になります。
この現象でついつい足首を原因にしてしまうかと思いますが、いくら足首をケアしてもしゃがむことには繋がりません。
2つ目は、反り腰になっているため腰椎骨盤リズムが適切に行えていないこと。
反り腰になると“重心移動”に悪影響がありますが、その他にも腰椎骨盤リズムという元々ある機能が正しく機能しなくなります。
腰椎骨盤リズムというのは股関節を90度からそれ以上に曲げる際は、骨盤は後傾・腰椎は屈曲することでスムーズに1番下までしゃがめることが出来ます。
反り腰になるとこの腰椎骨盤リズムが働かない為、足首の可動域に頼ってしゃがもうとしてしまいます。
結果、しゃがめない理由は“反り腰”も原因として考えられます。
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